2009年06月09日

アルバムの1曲目に妄想をふくらませて

今回のカマソVol.8は、踊れるロックの楽しさという原点に回帰。

原点とは最初の最初ってことで、いろいろなアーティストの1stアルバムの1曲目ばかりをあつめた特集を企画。まさに、The 1st of The 1stです。

最初のアルバムに限らず、個人的にアルバムの1曲目って好きなんです。ネットで1曲単位で音楽が買えるマーケットがあたりまえのいま、まるで時代遅れなのかもしれないけど、アルバムってひとつの物語のような感じがするの。そんなアルバムのリードトラックは、これから始まる物語に聴き手を引き込めるかどうかの、繊細で大胆な第1幕。

それはシングルカットした曲だったり、インストゥルメンタルだったり、アルバム書き下ろしの曲だったり、SE(効果音)だったり、CDを入れてPlayボタンを押す(レコードに針を落とす)のはワクワク感が一番高まる一瞬。

古いアルバムだけど、The Beatlesの『Magical Mystery Tour』の1曲目(アルバムと同タイトル)はホントにワクワクするリーディングで、リアルタイムで聞いてみたかった。Motley Crue絶頂期のアルバム『Dr. Feelgood』はギターの後にパトカーの音が近づくSEからリードトラックがスタート、芝居がかったアルバムの導入ね。自信にみなぎってる感じだわ。

Arctic Monkeysはこれまでの2枚のアルバムでは最もバンドを象徴する要素が詰まった曲から、少し緊迫感を持って始まるわね。期待されてリリースしたアルバムって雰囲気が出てる。そして1st、2ndとも、1曲目から2曲目への流れが実にイイ!と思うわ。

1から2曲目の流れが最高によかったと言えば、Bjorkかしら。アルバム『Post』の1曲目"Army of Me"から2曲目の"Hyper-Ballad"のリレーは完璧だわ、お互いの曲を高め合ってる。凶暴なまでの怒りと、偏執的な感じの一途さという対局的な愛の曲というのも、おもしろみがあるわ。

Blurの『Blur』の"Beetlebum"はシンプルなギターのカッティングから入る1曲目ならではのアレンジね。2000年のベスト盤『The Best of Blur』でも、最新のベスト盤『MIDLIFE: A Beginner's Guide to Blur』でも1曲目になってます。ちょっと斜に構えたひねた格好良さを感じるわ。

Oasisの『(What's The Story) Morning Glory?』は、まずアコギのコードカッティング(Wonderwallっぽい)が入って、そして始まるHelloのイントロはそこから始まる曲への期待感を高めてくれる、自信に満ちあふれた音だわ。

とまぁ、おおかた僕の妄想に過ぎない部分が多分にあるのだけど、アルバムの1曲目ってのが好きだってこと。そう、アルバムの1曲目が好きってことで、決して妄想にひたるのが好きってわけじゃないからね。そこんとこ、

そんなこんなで、カマソVol.8では『The 1st (song) of The 1st (album)』特集(仮題)です。どんなセレクトになるのかはお楽しみに。

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posted by ryow* at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Vol.08 (2009.06) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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